前回、ベクトルの内積を学びましたが、
ベクトルの内積を利用することで、2つのベクトルのなす角度を求めることができます。
ベクトルの内積の等式
両辺を$ |\vec{a}|\times|\vec{b}| $で割って、以下の公式を得ることができます。
角度を求める公式
以下の2つのベクトルを例にして、実際に角度を求めてみましょう。

まずベクトルの大きさを求めます。
よって
これで、$ cos\theta $の値を求めることができました。
次は、この$ cos\theta $の値から、角度を特定します。
実は言うと、基本的にバチっと、$ cos\theta $の値から角度を求める公式は存在しません。
なので、実際に角度を求めたい場合は、三角関数の表を利用することになります。(三角関数の表へのリンクはこちら)
まず、$\dfrac{4}{5}$を分数ではなく小数に変更します。
$\dfrac{4}{5} = 0.8$
次に、三角関数表で、0.8に一番近い行を探します。

0.8に一番近いのは0.7986なので、さらにその行の一番左端の[θの値]列を確認してください。
「37」になっています。
これが、今回求めたいθの値( $cos\theta = 0.8$の時の、$\theta$の値)にります。
よって、$\vec{a} = (2,4)$と、$\vec{b} = (4,2)$のなす角度は37°です。

これで、ベクトルの学習は完了です。次は行列の学習に移ります。
